SOCCER FREAK

2017年5月30日12:26 PM

  • マメ知識

チームの心臓。エンゴロ・カンテ

一般的にサッカーで一番の注目シーンと言われれば、ゴールシーンを挙げる方が多いのではないでしょうか?。

しかしサッカーでは、決して目立つプレーはしないが、チームに多大な貢献をしている選手がいます。その代表格ともいえる1人、エンゴロ・カンテについて見ていきましょう!

劇的変貌を遂げたキャリア

カンテは20代前半の頃まではフランス国内のチームでプレーをしており、全くと言っていいほど無名の選手でした。しかし彼のキャリアは2015年の8月に大きく変わる事になります。

日本代表の岡崎がプレーするイングランド、プレミアリーグのレスター・シティに移籍。降格候補と言われていたチームは驚きのリーグ初制覇を果たし、カンテはチームを優勝に導いたキーマンの1人として一躍話題の選手となりました。

翌年の2016年の7月には同じプレミアリーグの強豪であるチェルシーに移籍。ここでもチームの中心として活躍し、またもチームをリーグ制覇に導きました。これにより別のチームで2年連続優勝を果たすという偉業を成し遂げます。さらに2016-2017シーズンは、プレミアリーグの個人タイトルも総なめにしており、もはや世界屈指の選手と言えるかもしれません。

代表シーンでは、フランス代表で2016年3月にデビューを果たすと、直後のユーロ2016にも出場。そのまま代表の常連選手となりました。

マケレレの再来?プレースタイルについて

カンテは主に守備的MFとしてプレーしています。身長169センチとサッカー選手としてはかなり小柄な彼ですが、驚異的なボール奪取力と運動量を最大の持ち味としています。

カンテはボールを持っている相手からボールを奪えるタイミングを見逃さない眼と寄せの速さを持っており、相手の隙をついてうまく体をいれ、そのままファールなしにボールを奪ったり、鋭い読みでボールをインターセプトしマイボールにすることで、後に訪れたかもしれないピンチを未然に防ぎ、さらにボールを奪ってチームの攻撃回数を増やすことでチームに多大な貢献をしています。

またピッチのあらゆる所に顔を出すことができ、その驚異的な運動量から「ピッチに2人いる」「地球の7割は水が覆い、残りの3割はカンテがカバーしている」などと言われたことも。

守備面が注目されがちですが、その一方でドリブルやパスも決して問題があるわけではなく、時折攻撃参加からチャンスを作り出すこともあります。

かつてフランス代表にはクロード・マケレレという守備に特化した名脇役がいましたが、風貌や体型、プレースタイルが似ていることからカンテはマケレレ2世といわれる事もあります。しかし総合的にはすでにマケレレをこえているかもしれません。

ピッチ外でも地味

レスター、チェルシーでの活躍でスター選手といっても過言ではないカンテですが、私生活で決して目立つことはありません。問題を起こしたりということはなく、性格は控えめ。チームメイトの多くが高級車に乗っている中、彼が愛用している車はミニクーパー。この控えめさがピッチでの献身的なプレーにつながっているといえるかもしれません。

サッカーにおいて目立つのはメッシやロナウドといった優れた個人技で観客を魅了するタイプの選手ですが、そんな彼らもボールを持てなければ活躍することはできません。そんな彼らにボールを奪って供給できる選手がチームには必要であり、そんな選手の代表格であるカンテだけに注目して試合をみてみるというのも面白いかもしれません。

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この記事の執筆者

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  • SOCCER FREAK編集部

    SOCCER FREAK編集部。当サイトの運営から記事の執筆まで担当。欧州リーグを中心にサッカー観戦がライフワークの一つ。いつか生でCL決勝を観に行きたいと想いを馳せながら記事を執筆。