SOCCER FREAK

2017年6月8日1:56 PM

  • マメ知識

新たな怪物?キリアン・ムバッペ

いつの時代にもサッカー界には怪物、宇宙人など、様々な表現で表される天性の才能を持つ選手がいます。近年ですとメッシとロナウドがその代表格ですが、彼らも、もうベテランと言える年齢であり、近い将来遅かれ早かれ世代交代が行われるでしょう。

そして2017年、まだ18歳という年齢にも関わらず、大ブレイクを遂げた選手がいます。そんな新たな「世界最高の選手」の有力候補の1人と言えるキリアン・ムバッペについて見ていきましょう!

Clairefontaine 📍@equipedefrance

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これまでのキャリア

2013年にフランスのクラブ、ASモナコに所属し、2015年の12月にトップチームでデビューを果たします。この時の年齢は16歳と347日という驚くべきもので、それまで17歳と14日という年齢でのトップデビューで、モナコにおいて最年少出場記録を持っていたティエリ・アンリの記録を更新することになりました。その数か月後、17歳と26日でプロ初ゴールを記録。これもアンリが持っていた最年少得点記録を更新することになりました。

そして2016-2017シーズンに本格的にブレイクを果たすことになります。リーグ戦では、シーズン半ばまでは途中出場が多かったものの、シーズン途中からレギュラー格に定着し、28試合で15ゴールを決めます。ムバッペの活躍もありモナコは17年ぶりのリーグ優勝を果たしました。

さらにチャンピオンズリーグでも大活躍を見せます。予選ではほとんど出番はありませんでしたが、決勝トーナメントに入ってからは全試合先発出場を果たすと、ベスト16ラウンドのマンチェスター・シティ戦、準々決勝のドルトムント戦では、計4試合で5ゴールを挙げる大活躍を見せます。準決勝でチームはユベントスに敗北してしまったものの、ベスト4という素晴らしい成績を残し、またユベントス戦2試合のうちで、チーム唯一の得点を決めたのもムバッペでした。リーグ戦での活躍も見事でしたが、彼の名を広めたのはこのチャンピオンズリーグでの活躍によるところが大きいでしょう。

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圧巻の個人能力、プレースタイルについて

ポジションはFWですが、中央に張る基準点型のFWではありません。適正としては2トップの一角か左右のウィンガーが最も適していると思われます。身長は178センチとありますが、足が長く、もっと大きいように見えます。

最大の武器は変幻自在のドリブル突破で、驚異的な加速力とトップスピードで相手を置き去りにしたかと思えば、ほぼ止まった状態からの仕掛けでも、キックフェイント、シザーズなどを使ったり、鋭い切り返しを何回も行い、相手を完全に無力化できてしまいます。またドリブル時のボールタッチが非常にやわらかく、相手としては足を出すタイミングが掴みにくいです。重心が低く、まるで瞬間移動したかのような動きを見せることもあります。

またシュートも非常にうまいです。自らドリブルで切れ込んでからのシュートを得意としていますが、エリア内でボールを待ち、ワンタッチでゴールを決めることも少なくありません。

そしてこの若さにもかかわらず、プレー全体において冷静な判断力を持っています。シュート時も慌てることなく、しっかりコースを狙っていけますし、逆サイドにいるフリーの味方にパスを出せたりと、しっかり周りが見えています。とても18歳とは思えない完成度の高さを誇ります。

サッカーバカ?性格について

ムバッペの父親によると、ムバッペは常にサッカーの事を考えているような人物で、4,5試合続けて試合を観戦したりするようなこともあるようです。サッカーの監督をしているというこの父親ですら、クレイジーと言っています。

またしっかりと地に足がついた性格のようで、度重なる移籍の噂話にも全く動じる様子はなく、今自分がすべきことをしっかり果たす、と言った性格の持ち主のようです。

その他各方面で年齢からは考えられないほど成熟した性格と評価を受けています。

ムバッペは同じモナコ出身で風貌、プレースタイルの似ている元フランス代表ティエリ・アンリの後継者と言われる事が多いです。実際左サイドからドリブルで中央に切れ込んでのシュートを得意としていたり、走っている姿もアンリを彷彿とさせます。近い将来間違いなくビッグクラブに引き抜かれるであろうムバッペですが、この先どういう選手になっていくのか、目が離せません。

この記事の執筆者

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  • SOCCER FREAK編集部

    SOCCER FREAK編集部。当サイトの運営から記事の執筆まで担当。欧州リーグを中心にサッカー観戦がライフワークの一つ。いつか生でCL決勝を観に行きたいと想いを馳せながら記事を執筆。